いぐさペーパー
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信長・秀吉・家康にも献上された高級畳表
広島県東部、福山市とその周辺地域からなる備後(びんご)地域。古くから「イグサ」の栽培が盛んで、高級畳表「備後畳表」が作られてきました。
「備後畳表に関する最古の記録は1347年。
少なくとも室町時代には高品質な“ブランド畳”として認知されていたことがうかがえます」と教えてくれたのは、広島県い業会館の事務局長・北浦浩之さん。備後畳表は織田信長が築いた安土城に用いられたほか、豊臣秀吉、徳川家康にも献上され、現在でも数々の国宝・重要文化財の寺社仏閣に納められています。
備後畳表の製造は昭和時代に全盛期を迎え、1973年には約1300万枚を生産。
しかし、社会の変化によってイグサ農家や畳表の製造業者は激減し、近年の生産量は年間800枚程度に留まっています。そんな備後畳表の歴史と文化を絶やさぬよう、活動している人たちがいます。