SDGsコンサルティングの具体的な支援内容とは?企業が今すぐ実践できるSDGsの取り組みもご紹介!
- SDGsコンサルティングが必要とされる3つの理由
- 1.知識とノウハウの不足の解消
- 2.本業とSDGsの結びつきの明確化
- 3.企業価値の向上とブランド戦略の推進
- SDGsコンサルティングの具体的な5つの支援内容
- 1.現状分析と理解促進
- 2.優先課題(マテリアリティ)の決定
- 3.目標設定とアクションプランの策定
- 4.経営への統合と社内浸透
- 5.報告とコミュニケーションの実行
- SDGsコンサル会社を選ぶ際に確認すべき4つのポイント
- 1.支援範囲と企業の取り組みレベルへの適合性
- 2.本業との関連付けや事業戦略構築の実績
- 3.外部発信・ブランディング支援の有無
- 4.サポート体制と費用体系の透明性
- 企業が今すぐ実践できるSDGsの3つの取り組み
- 1.ごみ削減につながる「分別とリサイクルの徹底」
- 2.資源を使い切る「裏紙の積極的な活用」
- 3.地域社会に貢献する「地域清掃」や「ボランティア活動」
- SDGsコンサルにおすすめの「めぐる、手漉紙。」のご紹介
- サービスの概要
- サービスの特徴
- 活用イメージ
- SDGsコンサルでよくある3つの質問
- 質問1.SDGsコンサルティングを依頼するメリットは何ですか?
- 質問2.SDGs コンサルティングの費用相場はどのくらいですか?
- 質問3.SDGsの取り組みはどのような「企業価値の向上」につながりますか?
- まとめ
「取引先からSDGsへの対応を求められたが、何から始めればいいかわからない」「社内のリソースだけでは、効果的なSDGs推進が難しい」「形式的な活動ではなく、本業の成長につながる取り組みにしたい」というような悩みを持たれている方もおられるのではないでしょうか。
SDGsコンサルティングの活用により、専門家の知見にもとづいた戦略的な導入が可能となり、企業価値の向上や新たなビジネスチャンスの創出につながります。SDGsコンサルティングの必要性については、以下のとおりです。
知識とノウハウの不足の解消
本業とSDGsの結びつきの明確化
企業価値の向上とブランド戦略の推進
この記事では、SDGsコンサルティングの必要性や支援内容、選び方、実践できるSDGsの取り組みについて解説します。また、よくある質問も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
SDGsコンサルティングが必要とされる3つの理由
なぜ今、多くの企業が外部の支援を求めているのでしょうか。ここでは、SDGs推進においてコンサルティングが必要とされる主要な背景とメリットを解説します。
1.知識とノウハウの不足の解消
SDGsは17の目標と169のターゲットからなる広範な概念であり、自社事業への落とし込みには専門的な知識が必要です。中小企業庁などの調査でも、SDGsに取り組む際の中小企業の課題として「マンパワーの不足」や「知識・ノウハウの欠如」が多くあげられています。
しかし、SDGsコンサルタントを活用すれば、最新の規制動向や業界ごとの成功事例にもとづいた適切なアドバイスを受けられます。これにより、試行錯誤の時間を大幅に短縮することが可能です。
2.本業とSDGsの結びつきの明確化
単なる社会貢献活動(CSR)とSDGs経営の違いは、取り組みを通じて「経済的価値」と「社会的価値」を同時に追求する点です。しかし、自社だけで検討すると、どうしても既存の活動の延長線上で考えがちになり、本業とのシナジーが見出しにくい点が課題です。
客観的な視点を持つコンサルタントが入れば、自社の強みと社会課題を紐づけられます。収益向上につながる事業戦略として、SDGsが位置づけられます。
3.企業価値の向上とブランド戦略の推進
SDGsへの取り組みは、投資家や金融機関からの評価だけでなく、採用活動における求職者へのアピールや、消費者からの信頼獲得にも直結します。帝国データバンクの調査によると、「SDGsに積極的」な企業は5割を超え、過去最高を記録しました。
このような状況のなかで、対外的な情報発信やブランディングを効果的に行う必要が高まっています。このため、第三者認証の取得や統合報告書の作成など、プロフェッショナルの支援が不可欠です。
参考:SDGsに関する企業の意識調査(2025年)|帝国データバンク
SDGsコンサルティングの具体的な5つの支援内容
コンサルティング会社が提供するサービスは多岐にわたります。ここでは、一般的な支援フローにもとづき、フェーズごとの具体的な内容をご紹介します。
1.現状分析と理解促進
コンサルタントは、バリューチェーン全体を詳細に分析して、事業活動が環境や社会に与えているプラス面とマイナス面の影響を可視化します。これにより、自社が優先して取り組むべき課題の全体像が明確になります。
さらに、経営層や従業員を対象とした研修やワークショップを実施して、SDGsの基礎知識や取り組みの意義を社内全体で共有しましょう。この段階で組織全体の「意識の醸成」を図り、全員のベクトルを合わせておくと、その後の施策をスムーズかつ効果的に進めるための強固な土台となります。
2.優先課題(マテリアリティ)の決定
洗い出した数ある社会課題のなかから、自社にとって特に優先順位が高い「優先課題(マテリアリティ)」を特定するフェーズです。すべての目標に手を広げるのではなく、自社の強みが最大限に活き、ステークホルダーからの期待も大きい分野へ戦略的にリソースを集中させなければなりません。
コンサルタントは、GRIスタンダードなどの国際的な枠組みや業界動向を踏まえ、客観的な指標を用いて選定をサポートします。第三者の視点を交えて重要課題を定義すれば、対外的な説得力と実効性を兼ね備えた戦略の軸が定まります。
3.目標設定とアクションプランの策定
「2030年までにCO2排出量を〇%削減する」「女性管理職比率を〇%へ引き上げる」といった明確なゴールを定め、現状とのギャップを埋めるための詳細なロードマップを策定しましょう。
この際、コンサルタントは他社事例や専門知識にもとづき、実現可能性と企業の成長意欲のバランスが取れた計画作りを支援します。形骸化を防ぎ、着実に成果を積み上げるための具体的なアクションプランを設計すると、取り組みの推進力を高められます。
4.経営への統合と社内浸透
各部門の役割分担や人事評価への反映など、SDGsを日常業務レベルに落とし込む具体的な仕組みづくりが不可欠です。さらに、社内報や研修を通じた継続的な発信により、従業員の理解と共感を深めなければなりません。
それぞれ従業員が「自分事」として主体的に行動できる組織風土を醸成することこそが、取り組みを成功させる鍵となります。
5.報告とコミュニケーションの実行
コンサルタントは、Webサイトや統合報告書、サステナビリティレポートなどを通じて、ステークホルダーへ透明性の高い情報開示ができるよう支援しましょう。GRIスタンダードなどの国際的なガイドラインに準拠したレポート作成は、企業の信頼性を大きく左右します。
正確かつ効果的なコミュニケーションを行えば、投資家や消費者との信頼関係を深め、企業ブランドの向上につなげます。
SDGsコンサル会社を選ぶ際に確認すべき4つのポイント
数あるコンサルティング会社のなかから、自社に最適なパートナーを選ぶためのチェックポイントを解説します。それぞれ詳しくみていきましょう。
1.支援範囲と企業の取り組みレベルへの適合性
コンサルティング会社により得意分野は異なり、「全体戦略」に強い会社もあれば、「環境認証」に特化した会社もあります。このため、自社が「基礎知識を学ぶ段階」か「事業開発の段階」かを明確にしておきましょう。
自社のフェーズと相手の専門性が合致しなければ成果は得られません。契約前に実績や得意領域を確認して、自社のニーズとコンサル会社の強みが最適にマッチするかを見極める必要があります。
2.本業との関連付けや事業戦略構築の実績
単なるバッジの取得や寄付活動で終わらせず、本業の課題解決や収益向上に直結させられるかが、コンサルタント選びの分かれ目です。面談時には、同業他社での実績だけでなく、「具体的にどのような戦略でビジネスモデルを変革して、利益を生み出したのか」を確認しましょう。
経営の根幹に深く関わるため、表面的な広報支援だけでなく、事業戦略レベルでの提案力と実行支援の経験を持つパートナーを選んでください。
3.外部発信・ブランディング支援の有無
SDGsへの取り組みは、社内で完結させるだけでなく、社外へ効果的に伝えて、はじめて企業価値の向上につながります。このため、コンサルティング会社がWebサイトの制作やサステナビリティレポートの作成、PR動画のディレクションといった具体的なクリエイティブ支援まで行えるかを確認しましょう。
広報戦略まで一貫して任せられるパートナーを選ぶと、ステークホルダーへの認知拡大と強力なブランディングが実現します。伝え方ひとつで企業の評価は大きく変わるため、発信力まで含めたサポート体制を見極めましょう。
4.サポート体制と費用体系の透明性
コンサルティング費用は、支援の深さや期間によって大きく変動します。月額固定の顧問契約なのか、プロジェクト単位のスポット契約なのか、見積もりの内訳と料金体系が明確であることを必ず確認してください。
また、契約後のミスマッチを防ぐため、具体的な担当者との相性や、プロジェクト終了後のフォロー体制についても事前にすり合わせが必要です。費用対効果を適正に判断し、安心して任せられる透明性の高いパートナーを選びましょう。
企業が今すぐ実践できるSDGsの3つの取り組み
コンサルティングを導入する前段階として、あるいは並行して実施できる、身近なSDGsアクションをご紹介します。これらはコストをかけずに、すぐに始められるものばかりです。
1.ごみ削減につながる「分別とリサイクルの徹底」
ごみの分別やリサイクルは、目標12「つくる責任 つかう責任」に直結する大切なアクションです。具体的には、個人のデスクの下にあるごみ箱を撤去したり、共有の分別ステーションを設置したりすることで、社員が捨てる前に立ち止まるきっかけを作ります。
漫然と捨てていた物を資源として意識するようになり、リサイクル率も向上します。まずは、身近な環境整備から、組織の意識変革をスタートさせましょう。
2.資源を使い切る「裏紙の積極的な活用」
社内会議の資料やメモ書きに裏紙(使用済み用紙の裏面)の再利用は、森林資源の保護を目指す目標15「陸の豊かさも守ろう」への貢献につながります。機密情報が含まれない用紙を選別して「再利用ボックス」を設置するなど、情報セキュリティに配慮しつつ運用ルールの整備が大切です。
資源を大切にする精神を社内文化として定着させ、段階的なペーパーレス化と合わせて推進すれば、環境負荷の低減を実現できます。
3.地域社会に貢献する「地域清掃」や「ボランティア活動」
会社周辺の清掃や地域のイベントへの参加は、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」への直接的な貢献です。地域住民との良好な関係構築はもちろん、社員同士が協力し合えば、組織のチームワーク強化にもつながります。
大掛かりな準備は必要なく、無理のない範囲で継続的に行う心がけが大切です。地域社会の一員としての自覚を持ち、足元の活動からはじめてみましょう。
SDGsコンサルにおすすめの「めぐる、手漉紙。」のご紹介
参考:めぐる、手漉紙。
次は、SDGsコンサルにおすすめの「めぐる、手漉紙。」について紹介します。
サービスの概要
サービスの特徴
活用イメージ
それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
サービスの概要
「めぐる、手漉紙。」は、製造過程で生じる廃材を活用して、紙として新たな価値を生み出す取り組みを行っています。この紙は、企業や製品の物語をそのまま受け継ぎ、障がいのある方の手漉きで一枚一枚紙に生まれ変わらせています。名刺やパンフレット、タグ、ポストカードなど、多用途にわたるアイテムとして活用が可能です。
また、廃材から生まれる手漉き紙には、製品の背景に込められた理念や思いが刻まれており、単なる素材以上の意義を持ちます。「めぐる、手漉紙。」は、企業の姿勢や価値観を象徴し、ほかにはない独自性をもつツールとして、企業活動を支えています。
サービスの特徴
「めぐる、手漉紙。」のサービスの特徴は、以下のとおりです。
自社の廃材を、自社で使う紙に
工場のデニム廃材や木くず、オフィスの使用済み紙類を手漉きの紙にアップサイクルする。名刺や会社案内など、物語性のある製品として形を変え、利用価値を高める
2つとない手漉きならではの風合い
紙は国内の障がい者施設で手漉きで製造され、廃材の個性を活かした唯一無二の風合いを実現する
SDGsへの貢献
SDGsの「働きがいと経済成長」「不平等の削減」「つくる責任・つかう責任」に貢献する
取り組みを営業、広報PRに
サステナブルで環境配慮型の取り組みとして、営業活動や広報PRを通じて発信し、企業ブランディングや顧客との関係性向上に役立つ
made in japanの紙
アップサイクル工程は国内で完結し、障がい者施設を巡る形で進められている。
活用イメージ
「めぐる、手漉紙。」の活用イメージは、以下のとおりです。
会話が弾む印象的な名刺として、ビジネスシーンでの第一印象を強化する
商品コンセプトや企業姿勢をさりげなく伝えるタグとして、製品の価値を引き立てる
温かみのあるポストカードとして、顧客との関係を深め、リピート促進に貢献する
企業の理念や姿勢を効果的に伝える会社紹介や商品紹介用のパンフレットに活用できる
雰囲気を演出するこだわりのコースターとして、ブランドイメージを強調する
企業の姿勢をさりげなく伝える封筒として、日常のやり取りを上品に演出する
SDGsコンサルでよくある3つの質問
SDGsコンサルでよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
質問1.SDGsコンサルティングを依頼するメリットは何ですか?
最大のメリットは、豊富な専門知識を持つプロの支援により、手探りの状態から脱却して、最短距離で成果を出せる点です。自社だけでは気づきにくい課題の発見や、他社の成功事例を取り入れた実効性の高い戦略立案が可能になります。
また、第三者の客観的な視点が加われば、取り組みに対する社内の納得感や対外的な信頼性が高まり、結果として本業の成長や企業価値の向上を確実に加速させられます。
質問2.SDGs コンサルティングの費用相場はどのくらいですか?
支援内容や企業規模により幅がありますが、一般的な目安としては以下のとおりです。
◆コンサルティング内容別費用相場表
支援内容 |
費用相場 |
簡易診断・アドバイザリー契約 |
月額3万~10万円程度 |
本格的な導入支援・戦略策定(中小企業) |
月額15万~30万円程度(期間:6か月~1年) |
認証取得支援 |
30万~60万円程度(スポット) |
上記のように、月額固定の顧問契約やプロジェクト単位での契約など、依頼する範囲によって金額は大きく変動します。詳細は各社のサービス内容を確認して、見積もりの取得をおすすめします。
質問3.SDGsの取り組みはどのような「企業価値の向上」につながりますか?
SDGsへの取り組みは、短期的な利益にとどまらず、中長期的なブランド価値を確実に高める活動です。具体的には、「環境や社会に配慮する誠実な企業」として消費者からの好感度が上がり、ファンを獲得できます。
また、ESG投資の呼び込みによる資金調達の円滑化や、「働きがいのある会社」として優秀な人材の確保・定着にも大きく寄与します。さらに、リスク管理の観点からも、企業のサステナビリティを高める不可欠な要素です。
まとめ
この記事では、SDGsコンサルティングの必要性や支援内容、選び方、実践できるSDGsの取り組みについて解説しました。SDGsへの対応は、もはやコストではなく、企業の持続的な成長に欠かせない「未来への投資」です。
コンサルティングを活用して、専門家の知見を取り入れれば、以下のステップを戦略的かつスピーディーに進められます。
現状分析と理解促進
優先課題(マテリアリティ)の決定
目標設定とアクションプランの策定
経営への統合と社内浸透
報告とコミュニケーションの実行
これらのプロセスを経てSDGs経営を確立すれば、ブランド力の向上や優秀な人材の確保、新たなビジネスチャンスの創出といった、確かな企業価値につながります。自社の課題に合ったコンサルティング会社を選定し、本業とSDGsを融合させた新たな価値創造に挑戦してください。
また、自社の現状を見つめ直して、できることから行動を起こしていきましょう。
なお、「有限会社 コトブキ印刷」では、さまざまな廃材や素材で手漉き紙を使った名刺を制作しています。手漉き紙に触れてみたい方のために、14種類をセットにしたお試しセットもご用意しています。⇒「めぐる、手漉紙。」お試しセット全14種はこちら